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写真が必ずしも「真」を「写」しているとは限らないことは周知のとおりであろう。なぜなら、そこには撮影者の意図や演出が加わっていることがままあるからである。しかしながら、私たちはそれと同時に写真がある場面の状況を雄弁に語る証言者となることももちろん知っている。そこで、ここでは写真を手がかりに神奈川大学の歴史をたどってみることにしよう。

キャンパスの変遷

キャンパスの変遷を追うことは大学の歴史をみるうえで欠かすことのできない作業の一つである。
 神奈川大学では、創立以来、1962(昭和37)年に完了した「第1期拡充計画」のほか、近年では「横浜キャンパス再開発計画」を通して、教育・研究環境を整備してきた。以下の写真からはその様子が克明にうかがえる。また、大学の周囲には住宅地が広がり大学を取り巻く状況も変化していったことがわかる。
先に触れた「横浜キャンパス再開発計画」では、「地域に開かれた大学」を目指し再開発が進められたが、写真は地域と大学の関係が重要なことを示している。なお、大学の歴史やその資料を考える際にも地域(社会)を視野に入れる必要があることはすでに指摘されている通りだが、こうした写真を見るとそのことがより一層理解できる(澤木武美「地域社会と大学史」・1990年3月14日関東地区大学史連絡協議会研究部会報告、報告感想記録は同会会報<現全国大学史資料協議会東日本部会会報>『大学アーカイヴズ』No.3掲載)。

1937(昭和12)年当時のキャンパス 1953(昭和28)年当時の校舎
1937(昭和12)年当時のキャンパス
左側に見えるのは学生の寄宿寮(現在の11号館の位置)、
門の位置は現在と同じ
グラウンド側から見た1953(昭和28)年当時の校舎
中央の2階建ての長い建物は、1952(昭和27)年に
竣工したばかりの工学部研究室棟
(1955<昭和30>年1月28日に焼失)

1957(昭和32)年当時の校舎
グラウンド側から見た1957(昭和32)年当時の校舎
左の建物は1955(昭和30)年に焼失した校舎跡に建てられた現5号館(1956<昭和31>年竣工)

第1期拡充計画完了後のキャンパス(1962<昭和37>年)
1980(昭和55)年当時のキャンパス
第1期拡充計画完了後のキャンパス(1962<昭和37>年)
この後、7号館(1964<昭和39>年竣工)から
大講堂(1968<昭和43>年竣工)建設までの
第2次拡充計画が始まる
現在の図書館の建設に着工した当時の
キャンパス(1980<昭和55>年1月)
大講堂の竣工(1968<昭和43>年)以後10年間、
施設の拡充はまったく進まなかった
1981(昭和56)年当時のキャンパス 1989(平成元)年平塚キャンパス開設
17号館の建設に着手(1981<昭和56>年)
グラウンド奥に宮面寮が見える
1989(平成元)年に開設した平塚キャンパス
(現・湘南ひらつかキャンパス)

「横浜キャンパス再開発計画」を終えリニューアルした現在の横浜キャンパス
「横浜キャンパス再開発計画」を終えた頃の横浜キャンパス(2002<平成14>年)
 
 現在の横浜キャンパス 現在の湘南ひらつかキャンパス 
 現在の横浜キャンパス  現在の湘南ひらつかキャンパス