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神奈川大学の歴史(1)

◇ 横浜学院・横浜専門学校の創立から神奈川大学設置認可申請まで

年代 本学関係 横浜市内の動き 一般事項
1927
(昭和2)
・ 米田吉盛、東京神田錦町錦城中学内に私塾「武蔵学園」を開設 10 区制施行(中、磯子、神奈川、保土ケ谷、鶴見)
12 関東学院、東京学院神学部などを併合
3 金融恐慌はじまる
4 徴兵令廃止、兵役法公布
5 第1次山東出兵
12 上野―浅草間に最初の地下鉄開通
1928
(昭和3)
3 横浜学院要則発表
4 米田吉盛、横浜市中区桜木町に横浜学院を開設
桜木会館〜横浜学院仮校舎
横浜学院を開設した桜木会館
12 財団法人横浜専門学校設立認可申請◇横浜学院を中区西戸部町字富士塚へ移転
4 市立横浜商業専門学校設立
10 横浜駅、現在地に移転
11 市営バスはじめて運転
12 市電六角橋線が全通
2 普通選挙法による最初の総選挙
3 3・15事件
6 張作霖爆死事件
1929
(昭和4)
3 横浜専門学校設立認可(校長林頼三郎)
4 横浜専門学校授業開始
3 若尾銀行閉鎖
4 横浜高工に工業教員養成所設置
8 横浜取引所落成、初立会
4 4・16事件
11 世界恐慌はじまる
1930
(昭和5)
4 法学科を開設
5 横浜専門学校、神奈川区六角橋へ移転
横浜専門学校正門
六角橋移転当時の横浜専門学校正門
6 商業理財科を高等商業科、貿易科に改編
7 『横浜専門学校学報』創刊◇寄附行為変更認可申請(8月6日認可、法人事務局移転、監事増員)
8 初代配属将校鈴木辰之助陸軍少佐着任◇浜健次郎、法人監事に就任
10 高等学校高等科若しくは大学予科と同等以上と指定される
3 山下公園開園
8 金沢文庫開館
11 横浜市従業員組合結成
1 金輸出解禁
4 ロンドン海軍軍縮条約調印
・ 世界恐慌で米価・農作物大暴落し、農村危機深刻化
1931
(昭和6)
3 第二部第1回卒業式
4 久武雅夫はじめ6名の専任教員が就任
4 神奈川区の町名改正
7 神中鉄道横浜駅へ乗り入れ
12 横浜電鉄、横浜駅―日ノ出町開通
9 満州事変勃発
12 金輸出再禁止
1932
(昭和7)
3 第一部第1回卒業式
第一回卒業証書
第一部第1回卒業証書
4 横浜専門学校校歌制定(作詞・土井晩翠、作曲・岡野貞一
10 大講堂竣工(図書室併置)◇大講堂落成記念講演会(鳩山一郎文部大臣講演)
3 県下左翼組織弾圧◇東横線全通
4 大倉精神文化研究所設立
10 横浜線電車運転開始(東神奈川―原町田)
1 上海事変
2 血盟団事件
3 満州国建国宣言
5 5・15事件
1933
(昭和8)
3 第一部第2回卒業式(法学科は第1回卒業生)
4 実業教員無試験検定資格認可
12 はじめての給費生試験実施
給費生試験〜志願者心得
  最初の給費生入学志願者心得
4 神奈川赤色メーデー事件発覚
6 横浜港大桟橋起工式
1 ヒトラー独首相に就任
3 国際連盟脱退
4 京大滝川事件
1934
(昭和9)
4 第2校舎を2階建に増築 6 日吉村合併にからみ暴動事件おきる
10 横浜商業専門学校同盟休校事件
4 帝人事件
6 文部省思想局設置
9 室戸台風
1935
(昭和10)
4 校則改正(定員増加)◇制帽を角帽から丸帽へ改定◇校章改正
6 野球部合宿寮建築
Y専との定期戦
 Y専(横浜商業専門学校)との定期野球戦は
市民の人気を集めた(『横浜貿易新報』)
12 校地の周囲約半周コンクリート塀竣工
1 横浜ドック争議
3 復興記念横浜大博覧会開催
2 天皇機関説問題化
4 青年学校令公布
8 政府、国体明徴に関する声明発表
9 第1回芥川賞・直木賞発表
11 教学刷新評議会設置
1936
(昭和11)
1 陸上競技部東京箱根駅伝競走初参加
3 林校長司法大臣就任
5 横浜港大桟橋竣工
11 横浜公園に県立武道館竣工
1 ロンドン軍縮会議脱退
2 2・26事件
11 日独防共協定調印
1937
(昭和12)
3 横専同窓会創立総会開催
横浜専門学校全景〜1937
昭和12年当時の横浜専門学校全景
4 橘樹郡日吉村の矢上川以西横浜市域に編入
6 六角橋児童公園建設
10 紅葉坂に市教育会館竣工
5 文教審議会設置◇『国体の本義』発刊
7 日中戦争勃発
11 日独伊防共協定調印
12 文教審議会廃止、教育審議会設置
1938
(昭和13)
3 校則改正
5 宮面ヶ丘にグラウンド新装
12 『商経法論叢』創刊
授業風景〜1938
授業風景
(昭和13年卒業アルバム)
2 県市五大疑獄事件判決◇貴族院議員上郎清助死去
6 六角橋プール完成
4 国家総動員法公布
6 文部省「集団的勤労作業実施二関スル件」通牒
8 学校卒業者使用制限令公布
1939
(昭和14)
4 工学3学科(機械工学科・電気工学科・工業経営科)新設
7 野球部全国高専野球大会において優勝
9 実験実習工場第1期分竣工
11 工科実習開始
4 港北区・戸塚区新設◇横浜―パラオ定期航路ひらく
10 第1回市民厚生大会開催
5 ノモンハン事件
7 国民徴用令公布
9 第2次世界大戦勃発
1940
(昭和15)
3 本館校舎改築
9 校則変更(工学3学科にこの年だけ別科設置)
10 機械工場完成(工科実験実習工場)
12 東京開港反対市民大会◇神奈川県文化翼賛連盟結成 8 全政党解党終了
9 日独伊三国同盟成立
10 大政翼賛会発会
1941
(昭和16)
2 講演部第1回校内学術講演会開催◇横浜専門学校報国団結成
12 繰上卒業式
卒業証書〜繰上げ卒業 
 戦局の推移に伴い繰上卒業式が実施された
2 全市新町内会(総数798)の結成大会開催
6 京浜電鉄と湘南電鉄が合併
10 横浜興信銀行(現横浜銀行)が県下6銀行を合併
3 国民学校令公布
4 日ソ中立条約
5 東京湾開港
10 大学・専門学校修業年限を臨時短縮◇東條英機内閣成立
12 太平洋戦争勃発
1942
(昭和17)
4 米田吉盛、いわゆる翼賛選挙において非推薦で当選(愛媛県第1区)
9 繰上卒業式
4 磯子区にはじめての空襲
5 東京急行電鉄KK(東横・京浜・小田急合併)設立
6 横浜翼賛市政会結成
4 第21回衆議院議員総選挙(翼賛選挙)
6 ミッドウェー海戦
11 大東亜省設置
1943
(昭和18)
5 創立15周年記念式典開催
9 繰上卒業式
宿直日記〜警戒警報発令
 昭和18年の宿直日誌
「警戒警報発令」の記述が見える
11 省線・新子安駅開設
12 南区新設
2 ガダルカナル島撤退
5 アッツ島玉砕
6 学徒戦時動員体制確立要綱決定
9 イタリア、無条件降伏
10 学生・生徒の徴兵猶予停止
12 第1回学徒兵入隊(学徒出陣)
1944
(昭和19)
4 高等商業科を経済科、貿易科を東亜科に改称
9 繰上卒業式
4 西区新設◇市立医学専門学校開校◇市立横浜商業専門学校が市立経済専門学校と改称◇横浜高等商業学校を横浜経済専門学校と改称し、横浜工業経営専門学校を併設◇横浜高等工業学校が横浜工業専門学校と改称◇関東学院高等商業部が明治学院に合併、新たに航空工業専門学校を設置 1 緊急学徒勤労動員方策要綱決定
2 決戦非常措置要綱決定
7 東條内閣総辞職
8 学徒勤労令公布
10 兵役法施行規則改正公布
1945
(昭和20)
4 空襲により校舎の一部焼失
9 占領軍による校舎の接収◇東亜科を再び貿易科に改称
10 大倉精神文化研究所と県立横浜第二中学校(現、横浜翠嵐高校)で授業再開
大倉精神文化研究所
第二横浜中学校
仮校舎となった大倉精神文化研究所(左)と
第二横浜中学校(右)
 
11 教員有志「教育刷新に関する所見」を発表
12 校舎の接収解除
5 横浜大空襲
8 アメリカ占領軍進駐
9 県は女学校・女子児童などの休校指示
12 横浜軍事裁判所開廷
4 米軍沖縄本島上陸
5 ドイツ、無条件降伏◇戦時教育令公布
8 広島に原爆投下◇長崎に原爆投下◇ポツダム宣言受諾
10 GHQ教育制度に対する管理政策指令◇国際連合発足
12 衆議院議員選挙法改正(婦人参政権など)
1946
(昭和21)
2 六角橋の校舎へ復帰
4 校則大幅に改正、法学科を法政科に改称◇戦後第1回の入学式◇校友会再建
10 創立学生記念祭開催
12 『横浜専門学校新聞』創刊
3 市労連結成◇食糧危機突破県民大会
10 横浜商工会議所再建
2 金融緊急措置令施行
4 米国教育使節団報告書発表
5 極東国際軍事裁判開廷
8 教育刷新委員会設置
10 第2次農地改革
11 日本国憲法公布
1947
(昭和22)
1 「横浜専門学校教職員組合」結成
4 第二部に貿易科増設◇米田吉盛、第23回衆議院議員総選挙に当選(愛媛県第1区)
5 「横浜専門学校復興準備委員会」結成
9 林校長の辞任を受け、米田吉盛、校長に就任
10 「横浜専門学校復興委員会」結成
11 「大学設立基準委員会」発足
大学設立基準委員会記録簿
新制大学昇格を目指し草案作りに着手
3 町内会解散
6 横浜正金銀行閉鎖
9 市立図書館、野毛山に復活
12 国鉄・大口駅開設
1 <2・1ゼネスト>中止命令
3 教育基本法・学校教育法公布
5 日本国憲法施行
7 大学基準協会設立
10 帝国大学の名称廃止
1948
(昭和23)
5 横浜専門学校校友会を同自治会に改編
7 神奈川大学設置認可申請
10 創立20周年記念祭開催
12 「新制大学開設準備委員会」発足
5 金沢区新設
6 東京急行電鉄から京浜急行電鉄・小田急電鉄が分離独立
8 プロ野球初ナイターが横浜ゲーリック球場で開催
1 大学設置委員会を設置
3 新制大学12校設置認可
4 新制高等学校発足
7 教育委員会法公布